卸売事業部の仕事は、確かな「目」に支えられた仕入れから始まります。和牛、豚、輸入食肉、それぞれを任された熟練の担当者が市場に出向き、厳選した商品のみを仕入れます。
　 品物だけでなく、私たちは仕入れ先の市場に関しても、信頼のおけるところだけを選んでいます。

　大切な仕入れ商品は、卸売事業部の「城」であるアマイ自慢の食肉加工センター、「アマイ新木場センター」に搬入されます。通年摂氏１５℃以下の温度管理が徹底された搬入エリアは、エアーマットによって外気と分離、搬出商品とすれ違うことによる交差汚染が発生しないよう、 仕入れ品は専用ルートを運ばれて冷蔵庫に直行します。食肉にきわめて高度な安全性を求める現代の市場ニーズに応えています。
　 卸売事業部では現在、専門委員会を組織し、ＨＡＣＣＰ（危害分析重要管理点監視）に沿った施設管理プログラムを実施しています。人的衛生管理に加え、より進んだ施設整備も進行中です。トレーサビリティシステムの導入にも取り組んでいます。

　卸売事業部が提供する「高級和牛」はアマイ全社の代名詞。しかし、美しいマーブリング（脂の霜降り）の入った最高格付の銘柄牛も、確かな技術によってカッティング、整形されなければ、商品として通用しません。
　 一方、お客様のニーズは多様化し、様々なグレード、カット、加工法、千差万別の要望が寄せられてきます。これらに応えるため、徹底した現場教育など、卸売事業部の技術者達はベテラン、新人を問わず研究を怠りません。常によりよい商品を生み出すため、機械設備のレベルアップにもつとめています。
　 卸売事業部はこのように、人々の食生活の基盤を支える日々の仕事を通じて、アマイの「信頼」を支えています。